不適切保育(園児虐待)をどう防ぐか!? こどもの権利をどう守る!? 弁護士 寺町東子さんと~かいづあつこに聞いてみよう第15回

第15回は、20年以上の友人、文京区在住で弁護士の寺町東子さんと、
保育の質・こどもの権利について掘り下げています。

「不適切保育」のニュースが立て続く昨今、待機児童が減っても「保育の質」が悪ければ子どもは守れません。保育園に限らず、学校や高齢者・障害児者施設など福祉分野他さまざまなケースにも通じる、とても重要な気づきのある対談になったと感じています。

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●不適切保育(虐待)を生む3つの要素
 ①人(職員)を安く買い叩いている
 ②最低限ギリギリの人員配置
 ③スキルがない(離職してしまい引き継がれない)


●公(行政)はチェックできないの!?
 ①文京区は現時点で事業者の賃金まで踏み込めない壁がある
 ②保育園へは国からの補助金に上乗せとして区から助成金を出している
 ③なので、区が助成金の要件に「適切なお金の使い方をしていること」を詳細に明記してチェックできる仕組みを作るのがよい
 ④さらに、その情報を公開して区民がチェックできるような透明化を


●こどもの権利~「意見表明権」を守るには?
 ①「あなたはどうしたいの?」「あなたはどう思う?」を大人がちゃんと聴き取る
 ②大人に相談しても「動いてくれる」のは10人中3人
 ③それでも「あきらめず」に「理解者はきっといる」とSOSを出して
 ④SOSを上げられない場合は、公(区や国など)のHPのリンクの機関など
 ⑤意見を言えない子どもに関わる複数の大人は、多面的な見方で子どもの意思をおもんばかり、情報を共有し、しかるべき所に届ける。

などなどかなり突っ込んだ話をしています。

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