公共施設に求める8つのチェックポイント
公共施設に求める8つのチェックポイント
- 「だれに」「なにを」提供する施設なのか、目的が明確か?
- 解決する区民の課題が明確になっていて、かつ多様であるか?
- 全庁的な諸課題に対応しているか?
- 誰も排除しないユニバーサルデザインになっているか?
- 将来、ニーズが変化した際にも柔軟に対応できるか?
- 無駄なくフル活用できているか?
- 多額の税金投入にも区民の納得感があるか?
- 運営形態が適切か?
柳町小学校、小石川図書館、などなど、公共施設の老朽化等による建替えや改修工事が続きます。子どもが減ってお年寄りが増えていく中で、区民の課題は多様化・複雑化しています。一方で、現役世代の人口が減って税収も減って行くのに、高齢化が進んで社会保障費は増えて行くなど、区の財政は将来に向けて厳しくなって行く見通しです。だからこそ将来を見据えた公共施設にすべきです。
例えば、柳町小学校の建替えには約100億円の税金が投入されます。より多機能化し、「地域の核」にして、地域の様々な人々が、「生きづらさや困難を抱えた時にも社会から孤立せずにすむように」、「地域のゆるやかなつながりを生み育んでいく場」にしていくことを提案しています。
① 多機能化:
一つの目的ではなく、より多くの公共的機能を
② 地域の核に:
ゆるやかなつながりを生み育む場に
肝心なのは設計段階から、上記の8つのチェックポイントの視点で、隅々まで精査しておくことです。
出来上がってから、利用者の方々に使いにくさを指摘されて改修することなどは、税金の無駄づかいに他なりません。また、ソフト(運用)でカバーしようとしてもハード(建築物)によって制約されてしまうケースが少なくありません。多額の税金を使い、何十年も使う公共施設です。先々までのニーズを見据えることと、多様な利用者の様々な使い勝手を想定し、具体化することが肝心です。
将来的に財政が厳しくなっていく見通しの中、今こそ、公共施設の「公共的機能の質」をシビアに見なくてはなりません。建替えや改築など、これからも、設計段階からチェックし、改善の提案を重ねていきます。
▼今回の選挙から解禁となった選挙チラシです。ぜひご覧ください。
“公共施設に求める8つのチェックポイント” に対して1件のコメントがあります。
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海津さん、こんにちは。精神障害者(障害等級は2級)のジェイムス・サンダーランドです。
こまめに私のメールに返信くださり、ありがとうございます。
私は、発達障害という重度の精神障害を持つ人間です。
一人ではほ何もできないので(=社会生活困難、及び就労不能)、
両親のフルタイムのケアが必要な状態です。
姉も陰から支援してくれていますが、将来がとても不安です。
私のような重度の障害者が安心して暮らせる施設が出来るといいですね。