都立高入試英語スピーキングテスト来年2月強行導入!?~検討委員会の開示文書は真っ黒け!

東京都教育委員会がすでに決定し、来年2月の都立高校入試から導入される「英語スピーキングテスト(ESAT-J)」。
専門家からも多くの問題点が指摘されており、何より、受験を目指す中学3年生とその保護者が納得できる十分な説明責任も果たされないまま、強行に導入しようとしているように見えます。
そこで、東京都に、導入を決定した検討過程がわかる文書について情報公開請求をかけました。

◆関連ブログ記事はこちら↓
来年2月都立高入試で英語スピーキングテスト(ESAT-J)導入~東京都教育委員会にとっては「特に重要」ではないこと!? http://a-kaizu.net/blog/archives/1701

その結果、東京都が送ってきた文書は、以下の2つの議事録です。

英語スピーキングテスト議事録
英語スピーキングテスト議事録

ご覧の通り、検討過程がわかる内容どころか、「真っ黒」です。
ちなみに、同時に提示された「非開示理由」は以下のものです。

 
都立高入試英語スピーキングテスト事業の根幹や真意が何かを伏せたまま、子どもたちの受験に使わせようとすることそのものが理不尽だと思えてなりません。
「受験生やその保護者の理解を得られるよう、丁寧に説明していく」という気は本当は無いのかも知れません。
不利益を被る受験生が少なからず出る懸念が払しょくされない限り、少なくとも、来年2月の都立入試への導入は性急すぎ、見送るべきです。
また同時に、専門家等から具体的な課題を指摘されているにもかかわらず、立ち止まって考え直すことさえできない東京都教育委員会の姿勢や体質は、子どもたちに見せる背中としてあまりに不適切、かつ危機的であり、東京都教育委員会のあり方そのものを問い正したいとも思います。
あなたは、どうお感じになりますか?

 

▼ 多くの署名が集まっています!
「都立高校入試英語スピーキングテストに反対する保護者の会」の署名キャンペーンはこちらです↓
都立高入試に英語スピーキングテストを使わないでください

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